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2013.09.16

ほばっぴカワさん

ほばっぴ=はるっぴからの造語。イミナシ

2013_09_16

メーカー : Canon
機種名 : Canon EOS-1D Mark IV
Adobe Photoshop CS5 Windows
露光時間 : 1/1250 (秒)
レンズ F 値 : F4.5
ISO 感度 : 200
レンズの焦点距離 : 600.00 (mm)
露出モード : マニュアル
ホテルローヤル  桜木紫乃さん、今回の直木賞受賞作ということで読んでみました。とーてもおもしろかったです。
 短編が七つ、それらががっちりとつながっているわけではなく、ホテルローヤルになんらか関係する人々の暮らし、エピソードがそれぞれに語られています。
 とてもありきたりな言葉になりますが、不安や悲しみの中で人は生きるんだなあ、と思ってしまいます。
 明日のことを考えれば不安だし、昨日のことを思い出せば悲しい。不安だろうが悲しかろうが、今日一日を生きる。でも、登場人物たちは仕方なく今日を生きるのではない。もう少し前向きです。
 不安ではあるけれど、人と関わって小さな幸せを感じたり、夢を見たりしながら、今日を生き、そしておそらく明日も生きる。金銭の蓄えはなくても、今晩どこに泊まることになるかわからなくても。
 登場人物たちがどんなに苦しくても、人と関わりながら生きていることが印象的です。登場人物だけでなく、私たちもきっとそうなんですね。
 どの短編にも男女が描かれます。夫婦であったり、恋人同士であったり。
 登場する女性たちが不思議なほど楽観的です。けして能天気なのではなく、不安の中で生きているのだけれど、先行きを悲観しても仕方がないと、皆そう思っているようです。誰かと一緒にいれば大丈夫、と。
 私は彼女たちのようになれそうもないです。今から女にはなれないから仕方がないか。(^_^; 昨日を悲しみ、明日を不安に思うばかり。今日を生きる覚悟に欠けないようにしたいものです。hotel
 ホテルローヤル 集英社 13年1月

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